出産の記録 第5話
さてさて、出産の記録もだいぶ進んでまいりました。
前回、がんばるぅうううう!!!
といきみをこらえていたクミンゴ。
かれこれ我慢し続けて6時間が経過。
「いつまで我慢すればいいんだろう・・。もしかして、このまま一生出てこなかったら・・。」
なんてアホなことを考えている間にまた陣痛が!
「まだ息んだらダメですか?もうかなりきついです!!!もうダメです!!!限界です!!」
と訴えてみた。
そしたら・・
「クミンゴさん。しゃべれてるから大丈夫よ。普通、会話が成り立たなくなるから。」
と助産士さんに言われる。
へぇ~。会話・・。できなくなるんだ・・。これでも軽いんだ・・。
なんてのんきに他の妊婦さんが狂っている様子を想像している間にまた陣痛が!!
「ぐぃぉおおおお!!!」
そして助産士さんの天の一言!
「子宮口、全開です!分娩室に移動しましょう。」
私がお世話になった福岡の筑紫クリニック(と~ってもいい産婦人科でした。)は、陣痛室と分娩室が別れていて、産まれる直前に移動するようになっている。
旦那さんは外に出され、助産士さんも準備のために部屋をあとにした。
一人、陣痛室にぽつり。
「迎えに来るので待っていて下さいね。」
と言われたのだけど・・。
待っていたらまた陣痛がくる!
なので。
陣痛が治まった瞬間に
「オラっ!!」と気合いで立ち上がり、
一人で歩いて分娩室まで行ってみた。
普通、車いすか、支えられてかは知らないけど、付き添ってもらってなんとか移動するらしいのだけど。
分娩室のドアをがらっと開けると、先生とかスタッフさんに、ギョッとした顔で見られました。
「一人で来たの!!!?」
よほどチャレンジャーだったみたです・・。エヘヘ。
「だって、産まれそうなので・・・。すいません。」
と言って、分娩台に上がった。
さてさて最終話へ続く!
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